古き良きブログ

人の記録。人の一生。

リモートワークとふて寝

リモートでデザインの仕事をしている。今日はなかなか良いデザインができた。自分ではそう思っていた。まだディレクターには見せていない。


私はなかなかに良い反応が返ってくるんじゃないかと期待しながら、ディレクターに提出した。


ディレクターの反応は良くなかった。もちろん私はそんな場合も想定していた。こんなケースは今までも何度もあった。いちいち落ち込む必要もない。デザインを修正して、また提出すれば良いだけだ。


分かっているのに仕事をする気になれなかった。気力が削がれている。「仕事をしなくては」と思いながらも横になり、3、4時間そのまま眠った。


こんな事態になったのは在宅で働いているせいだ。在宅でなければ、いくらふて寝をしたくてもできるわけがない。無理矢理にでもデスクに座って作業をいなくてはならない。在宅勤務は眠りまでの障害がないに等しい。


ふて寝から目覚め、仕事の続きに取り掛かった。ふて寝により脳がリフレッシュされている。やるべき仕事が明確に分かる。


まずディレクターに確認を取らなければならない。提出したデザインのどこが良くて、どこが悪いと感じたのだろうか。


ディレクターに詳細な確認を取ると、私のデザインに対して、そこまで否定的な姿勢じゃなかった。私は落ち込む必要などなかったのだ。


詳細に確認しないと認識がズレてしまう。顔を合わせない在宅勤務の場合はなおさらである。


確認作業の重要性など前から知っていたはずなのに、今日の私は眠ってしまった。これも一概に悪とは言い切れないかもしれない。


今回のふて寝は、良い反応が来るかもという期待が裏切られ発生した。感情の上下により脳が疲れて眠ってしまったのだ。こんな場合、回復を待たずに無理に働くとオーバーワークで良くないらしい。そういう意味ではふて寝して良かったのかも。


ただやっぱり、確認作業だけはふて寝する前にやっておくべきだった。そうすれば誤解による落ち込みは早めに緩和されていたはずだ。ふて寝するにしても嫌な気分でむくれて寝るより、安心して眠った方が回復も早いだろうし。